元 外資系広告代理店 営業マンのつぶやき

ちょっと早めの定年退職。さてとこれから何をやろうかな。

Vol. 7 - のたうちまわった2020年とその先にあったものとは - その①

みなさま、こんにちは!このブログの更新も年始以来のご無沙汰でございます。間隔が空きすぎてしまったことお詫びいたします。

 

さて今回は気持ちも新たに(って何回、同じ仕切りをしているのかね)私の近況を伝えてみようと思います。まずは状況整理。

 

■2019年11月〜

1.58歳にして会社都合による退職勧告。

2.転職サイト7社登録〜50社以上へ応募。

3.すべて年齢制限で採用されず。

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■2020年1月〜

1.年明け後も引き続き就活。

2.それでも奇跡的に業界では名の通った企業5社からのオファ。

3.しかし世間ではコロナ禍が本格化。採用は無期延期!

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■2020年3月〜

1.再就職活動の善戦虚しく3月に会社都合による退職。

2.4月から業務委託という形で某企業になんとかもぐりこめた。

3.お給料は完全出来高制で業務スタート。

4.同時に前職のつながりで個人として企業コンサルのお手伝いを行う。

5.そして生きてゆくためにも独立を視野に入れた活動も開始。

 

+++ここから新規執筆+++

 

でも今だから記載するけど、わがままな言い方かもしれないが大卒後、38年以上も会社勤めだったゆえ、本心はせめて60歳定年までは勤め人でいたいなぁというどうしても引けない気持ちがあったことも事実。

 

しかしながら会社を放り出された以上、そうは言ってはいられず、可能性を信じてとりあえず2020年4月から再起動したという感じ。ただ業務委託の会社では正直、何気に終始キモチがふらつき、なんとなく違うなぁと「くすぶっていた」こともこれまた事実だったかなぁ。でもそうであってもその環境で最善を尽くすことには変わりはないのだが。

 

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■2020年9月〜

さてさて、くすぶっているのであれば動かねば!ということでハナシには聞いていた55歳以上の就活にも有利とされているハローワークに顔出ししてみた。すると条件は大卒必須というだけで民間の求人サイトとはまったく違う年齢制限なしの企業や官公庁が多数求人を出していた。たまたま窓口のキャリコンがとてもよい人で相談にも乗ってくれ多くを紹介してくれた。年齢相応の再就職活動の方法や自己紹介文の書き方などをレクチャーいただきキモチも新たに多くの受検にチャレンジ!年齢は58歳から59歳になろうとしていた。年相応の再就職活動方法!これは俺にとって大きな勉強になったし、少しずつだけど今までにはなかった手応えを感じるようになってきた。それでもハローワークでの本格的再就職活動は2020年9月から2021年2月まで続いた。

 

■2020年12月〜

ハローワークでの再就職活動を始めた9月以降、東京都主催の定年後のセカンドキャリアを考えるセミナーをSNSで知ることになる。このセミナーへの参加がのちの生き方や再就職活動にも大きな影響を与えることになるのだが、条件としては54歳以上64歳までの人で、テストを受け合格者のみ参加可能というスタンス。ダメもとで受検したらめでたく合格っ!2020年12月〜2021年3月までの参加と相成った。ちなみにハローワークは若い人も高年齢者(50歳以上)の方々も転職や再就職を望むなら一度は顔を出してみることをおすすめします。

 

という状況で昨年は動いていた。前述の通り、ぶっちゃけのたうちまわっていたというのが本音かな。業務委託のお仕事も不向きではないにしろどうも歯車が合わないし、出来高制での収入もおもうように伸びないし。また独立については銀行は金を貸してくれると言うが、初めての独立にリスクは大きすぎチョイとも難しい様相を呈してきた。

 

そんな中、東京都主催の事業に参加できたことは大きな収穫だったなぁ。59歳になった年の冬、同年代の男女が退職後のセカンドキャリアをしっかりと考えよう!と集まっているのだ。これは俺にとってまさしく新しい経験だった。俺も含め参加者の方々は程度の差こそあれ定年後の人生に不安を持ち、社会とのつながりや収入面・税金のことなど多くの不安要素を抱えていた。でもセミナーをも聴講初日からハマりまくり!そしてなによりも勇気が出てきた。この歳でも再チャレンジができるんだぁ!という新しい世界が見えてきたのだ。

 

だいぶ長文になってきたので今回はこのあたりでお開きとします。次回はこのセミナーを経て俺にとってはかけがえのない方々との出会いと、その方々を経由して急速に広がった人脈、そして「60歳定年までは勤め人でいたい!」という引けないキモチが成就?失速?しちゃったかどうかを書いてゆくつもりです。次回、こうご期待!?★最後までご一読いただきありがとうございました。

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国道361号線から飛騨高山方面を望む。